あるんです!と一言で書いてしまうと話が終わってしまいますのでもうちょっと詳しくお教えいたします。よく聞くのは老化防止=アンチエイジングを促進する食べ物、といえばブロッコリーなどが有名ですね。ですがアンチエイジング食材を食べても老化を促進する食べ物を食べてしまってはプラスマイナスゼロです。
老化の原因って?
老化を早める原因物質としてAGE(最終糖化産物)があります。AGEはタンパク質と糖が加熱結合することで発生する物質で、細胞本来の働きを劣化させてしまいます。老化と言って思い浮かぶのがシミやシワなどがありますが、それだけではなくAGEが血管に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしたりと美容だけでなく健康を害す要因にもなっています。
また、老化の原因はAGEだけでなく活性酸素によって脂肪性物質が酸化することで過酸化脂質になります。過酸化脂質はがんや老化、動脈硬化を引き起こす原因になります。
AGEを含む食べ物
AGEを多く含む食べ物は端的に言うと高温で水分を飛ばし、脂を閉じ込めるような料理です。具体的にはポテトチップスやカリカリベーコン、ファーストフードなどが該当します。
AGEと過酸化脂質
AGEはタンパク質と結びつくと書きましたが、このタンパク質にはアンチエイジングを助ける抗酸化酵素も含まれているます。つまり、体外から摂取するだけでなく体内でもAGEを作り出しているのです。そして、抗酸化酵素がAGEになるということは過酸化脂質が増える原因になるということです。アンチエイジング食材を摂るだけでなくAGEを含む食べ物を摂らないように気をつけましょう。