ここ数年、おうち時間が増えたことで注目され始めたおうち美容。家にいる空き時間を使って、美容ケアを始めたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
とはいえ高い美容家電は手を出しづらかったり、1度のケアに長い時間をかけられなかったりという人もいるはず。そこで今回は、自宅で手軽にできる美容ケアについてご紹介します！
意外と人から見られる機会も多い手は、日々ハンドクリームでケアすることが大切です。そして、さらにキメ細かく、魅力的な手を目指すのであれば、スキンケア同様、ハンドクリームを使う前に化粧水を塗ってみましょう。
手も顔と同じで、角質層にうるおいを与えてから、油分の多いハンドクリームで蓋をすると、保湿力アップにも期待ができます。
肌に合わず、使いきれなかった化粧水が残っているのであれば、ハンド用として再利用するのもおすすめです。また、ミストタイプの化粧水だと、手が汚れる心配もなく、持ち運びにも便利ですよ！
入浴後にスキンケアをしてそのまま就寝するのであれば、特に追加のケアは必要ありません。
ただ、なかには入浴後に家事を済ませたり、リビングでリラックスしたりする人もいるはず。その間に汗や摩擦などで、スキンケアが落ちてしまう可能性もあるのです。
入浴から就寝までに時間が空いてしまう場合は、再度寝る前にクリームを重ね塗りするようにしましょう。このひと手間を加えることで、就寝中の保湿対策を万全にすることができます。
わざわざ洗面台に行くのが手間な場合は、寝室に就寝前用のクリームを置いておくと、塗ってすぐベッドに入ることができますよ！
クレンジング前にホットスチーマーで顔を温めると、汚れも浮き、メイクも落としやすくなります。とはいえ、スチーマーは場所をとったり、準備に時間がかかったりする場合も…。そんなときはホットタオルで代用してみましょう！
手順は簡単！水に濡らしたタオルを500Wの電子レンジで1分ほど温め、クレンジング前の肌を温めるだけです。メイクや皮脂を浮かしながら落とせるので、肌表面に残った汚れによる肌トラブルも防げます。
また、ホットタオルで温めることにより、毛穴につまった角栓も取りやすくなるので、毛穴の黒ずみなどが気になる時にもおすすめです。
顔からつながる首やデコルテは、手と同じく、意外と人から見られている部位だと言われます。日々のスキンケアでは、首やデコルテも顔の一部だと思ってしっかりお手入れをしてあげましょう。
お手入れ方法はいたって簡単！顔に化粧水やクリームを塗る時に、首やデコルテも一緒にケアしてあげるだけ。特に追加でお手入れをする必要もないので、手軽におうち美容として取り入れることができますよ。
時間に余裕のある時は、ネッククリームやデコルテ専用クリームを取り入れてあげると良いかもしれませんね！
女性の天敵でもある冷え性！特に足先は、体の先にある部位のため、血液が行きわたりにくく、冷えやすいと言われています。
そこで効果的なのが足湯です。足先を温めることで血行が促進されると、冷え対策につながるだけでなく、体全体を温めることもできます。冷え性やむくみに悩んでいる女性は、おうち美容で足湯を取り入れてみましょう！市販の足湯専用フットバスなどもありますが、洗面器やバケツでも簡単に代用できます。
足湯の方法としては、38〜40度程度のお湯を洗面器やバケツに入れ、約20〜30分足を温めるだけ。リビングなどのお部屋の中でもできるので、テレビやスマホを見ながら簡単におうち美容ができますよ。
私たちの体には約800のリンパ節があり、体内でフィルターのような役割を果たしています。しかし、運動不足やデスクワーク続きなどで筋肉を使う機会が減ると、滞ったリンパに老廃物や水分が体にたまり、冷えやむくみの原因になってしまうのです。
そこで、入浴後にボディクリームを塗る時は一緒にリンパケアを行う習慣を作ってみましょう！
ボディクリームを塗る前に、まず脇下やひざ裏などリンパ節がある箇所を軽く押して刺激します。その後リンパ節に向かって流れるよう全身にボディクリームを塗っていくだけです。
ボディクリームを塗るというお手入れの中で、ボディケアとリンパケアが同時にできるので、冷えやむくみに悩む女性にはおすすめのおうち美容法です。
美容はお金や時間がかかるものというイメージを持つ人も多いかもしれませんが、決してそんなことはありません！アイディア次第では、お金や時間をかけずとも、簡単にできるおうち美容のケア方法もたくさんあるのです。
ぜひ、自分に合った美容ケアを取り入れ、おうち時間をさらに楽しんでくださいね。
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア…
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