季節の変わり目になるといつもに比べて肌の調子が悪く感じることはありませんか?今回は、秋冬へと季節が移り変わるタイミングで感じる肌悩みやゆらぎ肌にあったスキンケア法についてご紹介します。
秋に感じる肌悩み、ゆらぎ肌の特徴
秋に感じる肌悩みやゆらぎ肌の原因は、夏のあいだに受けた紫外線ダメージ、汗の蒸散による乾燥、エアコンの風による乾燥や冷え、気温や湿度の変化、日頃のスキンケアの仕方、生活習慣によって肌が不安定になります。
・いつもより乾燥を感じる
・カサつきや皮めくれを感じる
・プツプツしたニキビや吹き出物が出る
・スキンケアをつけた時にヒリヒリする
こういった乾燥によるカサつき、皮めくれ、スキンケアによるヒリつきなどはスキンケアの仕方によって改善、ニキビや吹き出物を予防することができます。
ゆらぎ肌対策のスキンケアポイント
・スキンケア時にピリピリする場合は「乳液」をなじませよう
洗顔後、化粧水をつけると肌がピリピリすると感じることはありませんか?
この理由は乾燥によって外的刺激から肌を守るバリア機能が弱くなっているため、スキンケアに含まれる美容成分やアルコールなどがピリピリと感じやすくなります。ピリつきを感じる時は刺激の少ない「乳液」でバリア機能を保護してからスキンケアをおこないましょう。
①洗顔後、乳液を適量手に取り、手のひらの温度で温めるようになじませます。
②ある程度なじんだら化粧水を手に取りなじませます。2、3回に分けて重ねましょう。
バリア機能が弱くなっている時は保湿成分が配合されたノンアルコールタイプの化粧水がおすすめです。
③化粧水の後、乳液、クリームをなじませます。
数日間この方法を続けるとバリア機能が安定してピリつきが落ち着きやすくなります。
・乾燥によるカサつき、皮めくれ、ニキビ、吹き出物を予防したいなら「スキンケアの使い方」の見直そう
化粧水は肌にとって水分、クリームは油分、それらをつなぐのが乳液です。
この3つのバランスによって肌のコンディションが整いやすくなるため、どれかが抜けていたり、量が少ないと肌悩みやゆらぎ肌を招きやすくなります。
季節の変わり目には保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど)が配合されたアイテムがおすすめです。
①洗顔後、化粧水を適量手に取り、手のひらまたはコットンでサッと広げます。
②もう一度化粧水を適量手に取り、肌を優しくおさえるようになじませます。
③乾きを感じる場合はもう一度化粧水を少量手に取り繰り返しましょう。
角質は層になっているため①で浸透しやすい状態を作る②③でしっかり浸透させましょう。
④乳液を適量手に取り、サッと広げます。
⑤肌を優しくおさえるようになじませます。
⑥クリームを適量手に取り、サッと広げます。
⑦肌を優しくおさえるようになじませます。
スキンケアの際は少し量多めかなというくらい、肌をこするなど摩擦はせず、手のひらで肌の奥に届けるイメージでおこないましょう。季節の変わり目の肌悩みを感じる人はぜひ参考にしてみてください。
執筆者
- 寒川あゆみ エステサロンオーナー・美容家・美容ライター
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…