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ビタミンCだけじゃない!美肌・妊活にも…美容と健康をサポートするイチゴの嬉しい栄養とは?
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ビタミンCだけじゃない!美肌・妊活にも…美容と健康をサポートするイチゴの嬉しい栄養とは?

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年末から店頭に並び始めたイチゴ。本来は春が旬ですが、ハウス栽培も増え、クリスマスやお正月のニーズも高いことから、最近は冬から春が旬になってきましたね。そんなイチゴは華やかな見た目だけではなく、美肌作りなど美容面にもおすすめの果物なんです!

イチゴで手軽にビタミンC補給!

イチゴには「ビタミンC」が豊富に含まれており、その含有量は果物の中でもトップクラスを誇ります。(※可食部100gあたり約62mg)ビタミンCは、お肌や体の細胞老化を防ぐ抗酸化作用が高い栄養素のひとつで、老化のもとになる活性酸素の働きを抑えると期待されています。

美肌作りにビタミンCが大切な理由とは?

ビタミンCは、その高い抗酸化力で細胞老化を防ぐと期待されています。私たちのお肌は、加齢に加え、日々の紫外線ダメージやストレス(疲労)、栄養不足や睡眠不足など様々な要因で老化が進みます。完全にそれらを防ぐことは不可能ですが、少しでも細胞を守り強く美しい状態であるために「抗酸化力」はとても大切なんです。

特に紫外線ダメージを受けたお肌は、シミやそばかすができやすくなりますが、ビタミンCはメラニン色素の沈着を防ぐ働きがあるため、それらを防ぐと期待されています。他にも、お肌の弾力やツヤに欠かせない「コラーゲン」の生成をビタミンCはサポートする働きが期待されており、多方面で美肌作りに欠かせない栄養素となっています。

ビタミンCを無駄なく摂取するイチゴの食べ方とは?

ビタミンCが豊富なイチゴ。でも食べ方を間違えると、美容効果はあまり期待できません。(※生食の場合、可食部100gあたり約62mg→低糖度ジャムにすると約10mgに激減!)

ビタミンCは加熱に弱く、水溶性で水に溶けだしやすい性質を持っています。また、残念ながら体内に蓄積することができない栄養素です。

こうした特性を踏まえると、美容面でイチゴは「生のまま」食べるのがおすすめです!水の中で数回くぐらせるようにさっとすすぎ、キッチンペーパーの上でやさしく転がすように水分をふき取りましょう。ヘタは付けたまま洗うことで、ビタミンCの流出を少しでも防げますよ。

イチゴジャムやイチゴの焼き菓子など、加熱調理されたイチゴはビタミンCの多くが失われているので「ビタミンC摂取のためには生食」で!が鉄則です(腸活に欠かせない食物繊維は加熱調理してもあまり影響ありません)。

ビタミンCを無駄なく摂取するイチゴの食べ方とは?
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イチゴのポリフェノールでエイジングケア!

イチゴと言えば、真っ赤な色合いが何ともかわいいですよね。この色素こそ、注目したい栄養成分。イチゴの赤色色素は「アントシアニン」と呼ばれるポリフェノールの一種で、ビタミンC同様、高い抗酸化作用を持っています。

ポリフェノールは主に樹皮や果皮に含まれる色素で、他にも様々な種類がありますが、アントシアニンは特に抗酸化作用と眼精疲労を防ぎ、目の健康サポートが期待されています。

イチゴを食べることで、エイジングケアだけでなく、疲れやすい目の健康も期待できるなんて嬉しい限り。冬の乾燥に加え、PCやスマホの使用で目が疲れがち……という方にもイチゴはおすすめの果物なんです。

妊活にもイチゴは欠かせない!

イチゴにはビタミンB群の一種「葉酸」も豊富に含まれています。
(※可食部100gあたり約90㎍)

葉酸は「造血ビタミン」と呼ばれるほど、赤血球の生成や細胞の新生に関わる重要な栄養素です。そのため、妊活中や妊娠初期の女性には特に重要な栄養素となっています。貧血予防のためにも必要な栄養素と言えます。

ちなみに前述のポリフェノールも葉酸も、ジャムなど加熱調理すると栄養素の損失が大きくなるため、イチゴの栄養を無駄なく摂取するためにはやはり「生食」がおすすめ

イチゴ本来の甘酸っぱさを楽しむためにも、刻んでヨーグルトにトッピングしたり、サラダの具材にしたり、乾杯のドリンクにスライスしたイチゴを浮かべたりして楽しむ食べ方が筆者のお気に入り。一度に食べきれない量のイチゴが手に入った時だけ、ジャムに加工することが多いです。

妊活にもイチゴは欠かせない!
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女性に嬉しい栄養が詰まったイチゴを食べよう!

いかがでしたか?このように、イチゴには女性の美容や健康に嬉しい栄養がギュッと詰まっていることが分かりました。これからしばらく旬のおいしさを味わえるイチゴ、是非日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

2023年も、旬の食材を楽しみながら体の内側から健やかで美しく。今年も皆さんの食のインナーケアの参考になれば幸いです!

執筆者

國塩 亜矢子 フードコーディネーター
國塩 亜矢子 フードコーディネーター
旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !

【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター

【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)

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