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贅肉撃退!脂肪燃焼効率を上げるストレッチ方法
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贅肉撃退!脂肪燃焼効率を上げるストレッチ方法

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「有酸素運動を行っているけれど、お腹まわりについた脂肪がなかなか落ちない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。もしかしたら脂肪燃焼効率の低下が原因かもしれません。

そこで今回は、おすすめしたい脂肪燃焼方法として、「脂肪燃焼効率を上げるストレッチ」を3つお伝えします。この3つのストレッチを行うだけで脂肪燃焼効率がアップし、有酸素運動でお腹まわりについた脂肪を効率よく落とすことができるようになります!

脂肪燃焼効率が低下してしまう理由とは?

はじめに、なぜ脂肪燃焼効率が低下してしまうのか、その理由について触れておきましょう。脂肪燃焼効率が低下してしまう理由として、以下の2つが考えられます。

・「猫背」の姿勢
・「褐色脂肪細胞」の減少

詳しく説明していきましょう。

1:「猫背」の姿勢

猫背の姿勢は様々な問題をもたらしますが、「脂肪燃焼効率の低下」もそのうちの一つと言えます。猫背になると、心臓や肺を取り囲んでいるカゴ状の組織である「胸郭」が落ち込んで狭くなるため、換気量が低下し取り込める酸素の量が少なくなってしまいます

脂肪を燃焼させるには、大量の酸素が必要となります。しかし、猫背の姿勢によって取り込める酸素の量が少なくなってしまうので、消費できる脂肪の量が少なくなってしまい、脂肪燃焼効率が低下してしまうと言えるのです。

脂肪燃焼効率が低下してしまう理由とは?
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2:「褐色脂肪細胞」の減少

脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2つの種類があります。余ったエネルギーを中性脂肪として脂肪細胞に蓄える白色脂肪細胞に対して、褐色脂肪細胞には脂肪を燃焼して熱を作り出す働きがあります。

しかし、褐色脂肪細胞は肩甲骨まわりやわきの下などカラダのごくわずかしか存在しない上、年齢と共に減少してしまいます。そのため、褐色脂肪細胞が減少してその働きが低下してしまうことも、脂肪燃焼効率の低下をもたらすと言えます。

脂肪燃焼効率が低下してしまう理由とは?2
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脂肪燃焼効率を上げるストレッチ方法

前述のように、脂肪燃焼効率低下の理由として「猫背の姿勢」と「褐色脂肪細胞の減少」の2つが考えられます。

そのため脂肪燃焼効率を上げるには、この2つの問題をクリアにする必要があると言えます。ここでは、この2つの問題をクリアにし脂肪燃焼効果を上げるストレッチと、その方法についてお伝えします。

①猫背を改善するストレッチ方法

猫背の姿勢は、胸の筋肉である「大胸筋」と「小胸筋」、そして背中の筋肉である「広背筋」が強く緊張した状態です。そのため、これらの筋肉の緊張を緩めるストレッチを行っていきます。

(1)「大胸筋と小胸筋」へのストレッチ

① 壁の横に立ち、肘を肩の高さまで上げたら肘を90度に曲げて、肘の内側を壁に当てます。
② ストレッチする側の足を一歩前に踏み出し、壁に当てた肘の内側を支点にカラダを反対側へ回旋させることで大胸筋と小胸筋がストレッチされます。

左右それぞれ胸の筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けます。

〈ストレッチ効果を高めるポイント〉
・肘の内側を壁から離さないようにすること
・胸をしっかり張ること

脂肪燃焼効率を上げるストレッチ方法
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Photo by 町田 晋一

(2)広背筋へのストレッチ

① 四つん這いの体勢から両手を前に伸ばして、お尻をかかとの方向へスライドさせます。
② 小指側を天井に向けて、目線をお腹に向けることで広背筋がストレッチされます。

やはり背中の筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにします。余裕がある場合は、両腕で頭を挟むように両手の間隔を狭くしてみましょう。

〈ストレッチ効果を高めるポイント〉
・小指側を天井に向けること
・目線をお腹に向けること

脂肪燃焼効率を上げるストレッチ方法2
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Photo by 町田 晋一

②褐色脂肪細胞に刺激を与えるストレッチ方法

先程お伝えしたように、褐色脂肪細胞は肩甲骨まわりなどカラダのごくわずかしか存在しない上、年齢と共に減少してしまいます。そのため褐色脂肪細胞の減少を抑えるには、それに刺激を与えて活性化させる必要があります。

褐色脂肪細胞に刺激を与える方法の一つに、「肩甲骨まわりへのストレッチ」があります。褐色脂肪細胞は肩甲骨まわりに存在するので、ストレッチで肩甲骨まわりを動かすことで褐色脂肪細胞を刺激し、その活性化につなげることができます。

・肩甲骨まわりの筋肉を動かす「肩回しストレッチ」

肘で円を描くように肩を回すことで肩まわりの筋肉をストレッチする「肩回しストレッチ」を、横向き、仰向け、四つん這い、そして座位と体勢を変えながら行っていきます。各体勢で前回し(写真青矢印)を5回行ったら、後ろ回し(写真赤矢印)を5回行います。

〈ストレッチ効果を高めるポイント〉
・肘で描く円をゆっくりと、少しずつ大きくしていくこと
・必ず前回しから始めて、後ろ回しで終わるようにすること

痛みや違和感があったら、すぐにストレッチを中止するようにしましょう。

脂肪燃焼効率を上げるストレッチ方法3
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Photo by 町田 晋一

有酸素運動による脂肪燃焼効果を上げる方法

今回は、「脂肪燃焼効率を上げるストレッチ」を3つご紹介しました。この3つのストレッチを毎日行うことで脂肪燃焼効率を上げることができ、有酸素運動で効率よくお腹まわりについた脂肪を落とすことができるようになります!

有酸素運動による脂肪燃焼効果を上げる方法については、なかなか落ちない「体脂肪」効率良く落とす3つのポイントとは?でお伝えしておりますので、是非こちらも併せてお読みください。

執筆者

町田 晋一 フィットネストレーナー
町田 晋一 フィットネストレーナー

《プロフィール》
パーソナルボディメイクSYNAPSE代表。健康運動指導士。元陸上自衛隊非常勤体育講師。

現在は東京都内のプライベートパーソナルジムや東急スポーツオアシスなどを中心にパーソナルトレーニング指導を展開。ス…

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