乾燥肌対策、防ぐのにおすすめの食べ物は？食材、栄養、レシピをご紹介

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気温もひとケタになってくると、やはり気になるのがお肌の乾燥。冬以外は特に肌トラブルに悩まなくても、真冬ばかりは「乾燥肌」に悩まされる……という方もいらっしゃるのではないでしょうか？

「乾燥肌」とは？

そもそも乾燥肌とは、お肌がどんな状態になっていることをさすのでしょうか。お肌の表面は角質層に覆われていますが、この角質層には一定量の水分が保持されています。これがいわゆる「お肌のうるおい（保湿成分）」で、様々な外部刺激からお肌を守り、健やかな状態に保たれています。
湿度が低い真冬は、この角質層の水分が蒸発しやすく、水分保有率が30パーセント以下になるといわゆる「乾燥肌」となります。

画像出典：: Adobe Stock

乾燥肌が引き起こす肌トラブル

水分量が低下してしまった乾燥肌は、カサカサしているのでマスク着用時などに「かゆみ」や「赤み」などの肌トラブルが起こりやすくなります。また乾燥肌になると角質が厚くなり、肌そのものがゴワゴワと硬い質感になってしまいます。そうなるとお肌の新陳代謝（ターンオーバー）がうまくいかなくなり、「くすみ」や「吹き出もの」などにもつながります。
健やかで美しい状態のお肌を保つためには、乾燥肌になってしまう前に、お肌にしっかりと水分補給をするスキンケア（アウターケア）や、日々の食事からのインナーケアが欠かせません。

乾燥肌対策におすすめの食べ物とは？

では、具体的にどんな食べ物が乾燥肌対策におすすめなのかご紹介していきましょう。まず取り入れたいのが下記の3つの栄養素です。

【1】ビタミンA

ビタミンAは、粘膜や肌細胞を乾燥から守り強くしてくれる働きが期待できます。食材では、レバー類や緑黄色野菜などに多く含まれています。野菜選びに迷ったら、西洋かぼちゃや人参、赤パプリカなど「赤」「オレンジ」色のお野菜を選んでみましょう。これらの野菜類に豊富なβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換されます。
寒い時期にぴったりな煮込み料理にもよく合うお野菜たち、乾燥肌対策のために積極的に取り入れたいですね。

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【2】ビタミンE

ビタミンEは高い抗酸化作用により、お肌の老化を防ぎ健やかな細胞作りをサポートしてくれます。真冬の寒さや乾燥、疲労などでダメージを受けたお肌や体の細胞老化を防ぐためにも、エイジングケア※のためにも欠かせません。
ビタミンEはくるみやアーモンドなどのナッツ類や、オリーブオイルやゴマ油などの良質オイルに豊富です。おやつ代わりにナッツをつまむ、良質なオリーブオイルを料理に取り入れるなど、無理なくできることから取り入れてみませんか。

【3】良質たんぱく

たんぱく質は三大栄養素のひとつとして、重要なエネルギー源として有名ですね。実は新しい細胞のもとになるのもたんぱく質なんです。
乾燥によって角質層のターンオーバーが滞りがちな真冬こそ、美肌作りのためにたんぱく質をしっかり摂る必要があります。赤身肉や魚類、卵や大豆製品などを毎日取り入れることで溌溂と美しい体やお肌を保ちましょう！