冷房や冷たい食べ物などで涼しさを満喫したい夏ですが、知らず知らずのうちに必要以上に体を冷やし、代謝を下げやすい季節です。夏のダイエット効率を高めるには、体を「温めること」も忘れずに。今回は、冷えによる代謝の低下を防ぐ、手軽な温活ダイエットをご紹介します。
酷暑を乗り切るために欠かせない冷房ですが、屋外との温度差が大きかったり、長時間冷房が効いた部屋で過ごしたりすることで冷えや自律神経の乱れを招きやすく、代謝の低下や消化不良、不眠などの不調によって夏のダイエット効率を下げやすくなってしまいます。
冷房が効いた部屋で長時間過ごす際は、体が冷えすぎないようにお腹や手足を温める工夫を取り入れましょう。腹巻きやカーディガン、膝掛け、靴下などを活用すると冷えから体を守りやすくなるため、温活ダイエットには大切なポイントとなります。
温活ダイエットには、、温かい飲み物や料理を取り入れることが大切です。しかし、暑さの厳しい時期に水分補給も食事もすべて温かいものを選ぶのは難しいという方も多いでしょう。そこでオススメなのは、毎食1品は温かい料理を確保すること。
なかでも、「味噌汁」は、疲労回復力を高め、腸内環境や代謝機能を整えるのにうってつけです。具材を工夫することで取り入れることができる栄養素を格段にアップさせることができ、温活だけでなく栄養バランスを整える効果も期待できます。野菜やきのこ、海藻類を積極的に加え、代謝アップに欠かせないビタミン・ミネラル類や食物繊維を取り入れて、温活によるダイエット効果を高めましょう。
冷房などによる冷えや疲労を翌日以降に繰り越しては、食事や運動で体調を整えてもスムーズに体が動きません。夏のダイエット効果を持続させるためには、不調や疲労を撃退するメンテナンスも重要です。
温活ダイエットを成功させるためには、体を芯から温めることができる入浴時に全身のマッサージを行なって体液循環を促し、不調や疲労、脂肪を撃退しましょう。足先から心臓に向かって、手先から心臓に向かって、頭の先から心臓に向かって心地よいと感じる圧力で揉みあげるマッサージがオススメです。力を入れて押すと痛みを感じる場合は、さすり上げる程度にとどめてください。
夏こそ、温活によるダイエット効果を上手に活用して代謝を高めたい時期です。体を冷やしすぎない服装の工夫や、食事・入浴で体内から温める工夫を意識して、体内の働きを活性化し代謝をアップさせましょう。
《プロフィール》
がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため、自身を輝かせるセルフトレーニング法を研究・実践中。「隙間時間」に「サクッと」できちゃう、お手軽トレーニング術を考案するのが得意…
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