蒸し暑い日、からっと晴れわたる日が続く7月。暑さに体がまだ完全に慣れていないこの時期は、熱中症のリスクも高く、体調を崩しやすいものです。
そこで今回は、徐々に暑さに慣れて毎日を健やかに過ごすため、手軽に作れるおすすめドリンクレシピをご紹介します。
暑い夏は、体温調整ができる体作りを！
屋内外の気温差が大きいと、体調を崩して風邪をひいてしまったり不調が出やすいもの。
暑い夏こそ、体温調整しやすいアイテムを持ち歩くなどの工夫が大切です。
①薄手の羽織物を持ち歩く
薄手のシアーカーディガンやストールなど、肌寒い際にさっと羽織れるアイテムは、体温調整のために必須アイテム。旅行などの移動時、また毎日のオフィスなど、空調に合わせて調整しましょう。
冷えすぎてしまうと、自律神経の乱れや慢性冷え性に繋がります。
②屋外活動時は冷たいドリンクを持ち歩く
お出かけの際など、屋外にいる時間が長いときには必ず水筒やペットボトルを持ち歩き、こまめな水分補給を。喉が渇いてからでは遅い・・・とよく言われますが、脱水症状は自分では気が付きにくいもの。水や麦茶などをこまめに飲むようにしましょう。
最近はペットボトルの冷たさを保持する専用ホルダーも安価で売られています。このような便利アイテムを活用することも、夏の健康維持には大切です。
③自宅でも水分補給を忘れない
意外と落とし穴になるのが、自宅で過ごす際の水分補給です。外ではペットボトルを購入して飲み切るなど目安がありますが、自宅では勝手がきいて便利が故、うっかり水分補給を忘れてしまうことも。
在宅ワークメインの筆者もそうなのですが、「意識して水分補給する」ことが自宅にいるときこそ、大切なんです。
利尿作用の高いコーヒーや紅茶ばかりを飲むのではなく、ミネラルウォーターや麦茶なども取り入れてしっかり水分補給しましょう。
自宅で楽しむ！夏美容にもおすすめのお手軽ドリンク
では、自宅で過ごす際の水分補給が楽しくなるような、美容にもおすすめの簡単ドリンクをご紹介します。
夏におすすめ【1】お水にちょい足しで美肌ケア「レモンハーブウォーター」
ミネラルウォーターに、輪切りレモンとミントの葉を加えて混ぜ合わせるだけ。
レモンに豊富なビタミンCでストレスケアや美肌ケアを、爽やかなミントの香りにはリフレッシュ効果が期待できます。
自宅で過ごす際もガラス越しの紫外線をお肌は受けます。洗濯を干す際など、ちょっとベランダに出るだけでも夏は強い紫外線を受けてしまいます。
自宅でも紫外線ケアを怠らないことが大切。美肌ケアやリフレッシュのためにもレモンハーブウォーターでの水分補給はおすすめです。
夏におすすめ【2】フルーツジュースミックスでエイジングケア「マンゴー×パインジュース」
フルーツジュースの中でも、美容面でおすすめなのがマンゴージュースとパインジュース。
青果として買うと国産マンゴーは特に高価ですが、ジュースなら手軽に入手して楽しむことができます。お好みの濃度で混ぜ合わせると、トロピカルな気分に！
マンゴーには美容に嬉しいビタミン類が豊富に含まれています。特に、お肌の細胞老化を防ぐ「抗酸化トリオ」と呼ばれる、ビタミンA・C・Eの全てを含んでいるんです。
パイナップルもなかなか食べきるのが大変だったり、青果だと唇がピリピリする…という人もいらっしゃいますよね。そんな時はジュースで取り入れれば◎
豊富な食物繊維やビタミン類で夏の美肌や美腸ケアをサポートしてくれますよ。
夏は紫外線ダメージにより肌細胞の老化が進みやすい季節。
マンゴー×パインジュースを水分補給の一環で取り入れることで、美肌・美腸ケアを！
夏におすすめ【3】日本のスーパーフード「抹茶」ミルク
スーパーのお茶コーナーなどで簡単に手に入る、粉末状の抹茶スティック。みなさん、購入したことはありますか？ビタミンCや食物繊維、葉酸、カテキンなど様々な栄養素を含む抹茶は、海外ではスーパーフードとしても人気です。
筆者は子どものころ、祖母の家に遊びに行くと「アイスグリーンティー」を夏場はよく飲ませてもらった記憶があります。ほんのり苦いけれど、水で合わせるとスッキリ飲みやすく、牛乳と合わせれば贅沢気分になれる抹茶ミルクに。
特に牛乳と合わせると、不足しがちなカルシウムやたんぱく質も補給できるので大人女子の美容にもおすすめの一杯です。
【まとめ】夏におすすめの飲み物！簡単に作れる美容ドリンク３選
いかがでしたか？一日一杯、ちょっとワクワクするような夏ドリンクを取り入れれば、自宅で過ごす時間も楽しくなるもの。ついでに美容面でも嬉しい栄養を補給できるなら、一石二鳥ですよね。
熱中症対策のためにも、紫外線ケアや腸活など夏美容のためにも、是非取り入れてみてはいかがでしょう？
※参考文献※
・「旬の野菜の栄養辞典」（エクスナレッジ）
・「からだにおいしい野菜の便利帳」（高橋書店）
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」（高橋書店）
・「栄養素の通になる」（女子栄養大学出版部）
・「からだにおいしいフルーツの便利帳」（高橋書店）
・「美肌美人栄養学」（エクスナレッジ）
・「きれいな人の老けない食べ方」森拓郎・著（SBクリエイティブ）
・「不調をなおしてキレイになる 女性ホルモン基本辞典」（成美堂出版）
・「コーヒーの絵本 ABOUTCOFFEE」（サンクチュアリ出版）
・スーパーフード辞典 斎藤糧三・監修（主婦の友社）
執筆者
- 國塩 亜矢子 フードコーディネーター
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版！節約・冷凍レシピ（宝島社）
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