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美しい髪の女性
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【髪の毛が美しくなる洗髪法】洗い方を変えるだけで、髪の毛が喜びサラサラヘアに。その方法を初公開!

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前回、好評だった「美しい髪の毛が蘇るカット法」をお話くださった銀座で人気の美師、増本拓さんの第二弾です。今回は、頭皮の洗い方を変えるだけで美しいツヤツヤサラサラヘアがよみがえる洗髪法をお聞きしました。

増本さんは、悩みをもつお客さまのあらゆる髪質を根本から改善し、美しい髪に導くカット哲学を生み出した第一人者。白髪や薄毛などを予防して、生まれたての髪の毛を維持した状態で育てていくには、カットと洗髪がセットで大切だといいます。

「美髪をつくる洗髪法」は下記の4つのポイントで解説いただきました。
①自分の洗髪サイクルを知る
②頭皮のコリを感じるマッサージ
③ゴシゴシ洗いはしない
④浄水と泡立てが重要

①まずは自分のカラダを知り、自然な洗髪サイクルに

みなさんは髪の毛を洗う周期はどれくらいですか。毎日? 一日おき? 3日に1回? 私は毎日自分の頭皮や髪の毛の状態を手でさわって、「今日は髪の毛を洗おうかな」となんとなく自然に感じます。髪の毛をシャンプーで洗う(泡洗髪)のは週2、3回くらいのサイクルでしょうか。

髪の毛を洗うタイミングを感じるのは、人それぞれだと思いますが、洗髪方法でなんとなくわかってくるのです。毎日の泡洗髪は、実はやりすぎだったりします。なぜなら……。

洗髪時間
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頭皮の皮脂分泌は、代謝に必要で意味のあるもの。皮脂を取りすぎると乾燥しすぎて外部の刺激に負けたり、身体はがんばって補おうと余計に皮脂を出す働きをします。皮脂分泌が活発になれば、また洗いたくなるという悪循環のサイクルにもなりますね。

自分の身体に備わっている代謝機能を大事にしていると、だんだん自分の洗髪サイクルがわかってきます。まずはそれこそが髪質改善のスタートなのです。

例えば肌が乾燥しやすい時期などは、とくに毎日洗髪する必要はないと私は考えます。頭皮にさわった感覚を感じて、シャンプーしない日を作ってみるのもいいかもしれません。

ただ、毎日皮脂は分泌され時間の経過とともに酸化します。酸化汚れになると、泡洗髪でも落ちにくくなるのでオイルマッサージをしてからシャンプーをするなどの工夫も必要に。シャンプー以外の日は、お湯でだけで流すこともおすすめです。また、食生活などのライフスタイルによって、皮脂の分泌も変わるのでそこから見直すことも大事になります。

②洗髪は頭皮のコリを感じながらマッサージを

このように洗髪の際に大事なことは、「自分の頭皮にふれて感じる」感覚です。あ~ここが凝っているな……と感じるところを気持ちいいくらいのチカラでほぐしてあげます。髪の毛を洗う際に使うのは指先ですね。爪を立てない、ゴシゴシ洗わないことは基本として、頭皮の状態をチェックするように、指の腹で感じながらコリを確認していきましょう。

頭皮指圧マッサージ
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【ポイント】ゴシゴシ洗ってシャワー水をバーッと頭に浴びせて終わりではなく、頭の疲れやコリを指の腹で感じながら解きほぐすようにマッサージする。

自分の頭皮のコリは、最初はわからないかもしれませんが、毎日頭皮にふれていると今日の仕事の疲れや緊張、コリを感じ取ることができると思います。ただし、マッサージの仕方や手順と構えてしまうと、逆に疲れて余計に肩が凝ってしまう事もあるので基本的に決めずにその日に感じたコリをほぐしてあげる感覚で。

頭部はとても疲れが溜まる場所。ヘッドスパの心地よさのように、自分が気持ちよく感じる程度のほどよい力加減で、頭皮をさわりながら頭をリラックスさせていきます。ひとつ注意することは、決してゴシゴシ頭皮をこすらないことです。

③多くの人がやっているゴシゴシこすり洗いが、逆効果なわけ

実は、ゴシゴシ洗いが薄毛の原因などになり得ることを知っている方は少ないのではないでしょうか。丹念なマッサージ洗髪を行うと、筋肉がほぐれて血行促進にもつながります。ゴシゴシしなくても、それでいて毎日洗わなくても髪の毛のふんわり感が持続するようになります。ストレスにならない程度に手技を取り入れるのはよいでしょう。

髪の毛は健康な人で毎日100本くらい抜けるといいますが、その分新しい髪の毛が生まれています。ゴシゴシこすり洗いをすることで、せっかく生まれてきている新しい髪の毛が抜けやすくなったり切れやすくなったりしてしまうのです。摩擦で傷みも発生してしまいますから、それはもったいないこと。

洗髪は頭皮にふれるチャンスの時間なので、「髪の毛を育てる」ということに意識を向けながら、頭皮のコリを愛情込めてマッサージしてほぐしてあげるとベストですね。ゴシゴシをやめるだけでも髪質改善になりますよ。

しっかりした毛根を育てる
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④自宅で美髪を目指すためは浄水と泡立てをしっかりと

それと、美髪づくりには塩素除去をするシャワーヘッドに交換することもおすすめです。浄水するだけで髪質が変わり、肌荒れが改善した方もいます。高いモノである必要はなく、2〜3千円くらいから購入できます。当美院でも使っております(水へのこだわり参照)。

泡立ちも、かなり重要なポイント。泡立ても髪の毛でするのではなくて、頭皮に泡を感じるように泡立てすることが大切。泡は汚れを流してくれる役割なので、よいシャンプー剤を使っていたとしても泡立ちがよくないまま洗ってしまうと逆効果にも。汚れが流しきれなくて、シャンプー剤の成分が余分に残ってしまいベタつきやゴワツキの原因になる恐れがあります。

泡立ちがよくないときは、サッと流してもう一度泡立てをし直したほうがよいでしょう。

美肌をつくる「スキンケアタイム」と同じ、美髪をつくる「ヘアケアタイム」にも、疲れをほぐす時間とも考えてご自身のカラダも労わってあげてくださいね。

増本 拓さん。「銀座美院」サロンにて



「髪の毛を含めた健康的で美しいカラダづくり」として食へのこだわりも徹底している増本さん。美容だけにとどまらず、本当の健康、美しさを追求し『本質美』というカテゴリーで幅広くアドバイスしてくださいます。

増本 拓さん(マスモト タク)
「銀座美院」美院長・美師 
2014年「銀座美院」オープン。髪に有害な物質を取り除き、頭皮に優しい軟水装置を設置。お客様へのドリンクも「水」から厳選し「内面美」と「外面美」を追求したユニークな取り組みが注目されている。ヘアスタイルだけではなく美と健康のトータルプロデューサーとして身体、頭皮、髪、肌、爪をつくる食の大切さも実感しながらカラダの健康ありきの美容を啓発。自身の食生活も自然なものにこだわりをもつ。

銀座美院
http://ginza-biin.jp

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