初夏が旬!おすすめの柑橘類とは?

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柑橘類がおいしい季節になりました。スーパーに行けば様々な種類の柑橘が並んでおり、どれにしようかな?と迷いながら選ぶのも楽しい筆者です。
さて、そんな旬の柑橘には、初夏の美肌作りに欠かせないビタミンCが豊富に含まれているんです。そしてリフレッシュ効果も…今回はそんな柑橘の魅力をご紹介します!
5月頃に旬を迎える柑橘として、せとか、しらぬい、甘夏、グレープフルーツ、セミノール、夏みかん、ニューサマーオレンジ、晩柑などがあります。
うすい黄色、濃いオレンジなど色も形も絶妙に個性が違う柑橘類は、見ているだけで何だか癒されますね。
糖度や酸味、皮の厚さ・剥きやすさなど、柑橘によって個性は様々。旬のこの時期は、色々な種類を食べ比べてみて、お気に入りの柑橘を積極的に探してみましょう!
柑橘類には多くの種類がありますが、含まれている栄養素や美容効果に大きな違いはあまりありません。お気に入りを見つけたら、毎日でも食べたい柑橘類。
その主な栄養素と期待される効能は以下の通りです。
初夏は紫外線が急激に強まり、お肌の細胞は、紫外線のダメージを受け、老化が進みやすくなります。真夏と違い、日焼け対策を万全に行っておらず、子どものスポーツ試合の応援や、ちょっとしたお出かけ時に「うっかり日焼けしてしまった……」ということが筆者もあります。
紫外線ダメージを受けたお肌の細胞は老化が進み、色素沈着からシミ・そばかすができやすくなってしまいます。この色素沈着を防ぎ、肌細胞の老化を防ぐために欠かせないのが、柑橘類に豊富なビタミンCです。
ビタミンCは、体内にストックできない?
柑橘類には、何といってもビタミンCが豊富です。
「そんなこと、もちろん知ってる!」という方も、「ビタミンCは体内にストックできない栄養素である」ということは、あまりご存じないかもしれません。
美肌作りや免疫力アップなど、美容と健康に欠かせないビタミンCですが、他の多くの栄養素と違って体内に蓄積することができないんです。
つまり「毎日摂取する」ことがとても大切。
ビタミンCはストレスやアルコール分の代謝などにも消費されます。しっかり摂ったつもりでも、すぐになくなってしまう栄養素ということを肝に銘じておきましょう!
果物(柑橘類など)は、朝に食べよう!
毎朝、旬の柑橘類を摂取することがおすすめです。果物に豊富なビタミンやミネラル類は、体の各器官の働きを整えてくれます。一日の活動が始まる朝にこそ、やはり果物が必要なんですね。
柑橘類には腸活に欠かせない食物繊維も豊富です。果肉はもちろん、白く薄い皮ごと食べられるものなら、たっぷりと食物繊維を摂ることができます。
「美腸は美肌のもと」と言われるように、健やかな腸内環境は、吹き出物などの肌荒れを防ぎ美肌へ導いてくれます。
新生活のお疲れや急激な気温の変化など、5月は腸やお肌の調子が、つい乱れがち。ビタミンCや食物繊維豊富な柑橘類で、内側からキレイに整えたいですね!
柑橘類の香りには、リラックス効果やリフレッシュ効果も期待できます。柑橘類に豊富なリモネンという香り成分は、アロマ成分としても人気ですね。
柑橘類の皮を剥いたり、果肉を食べる際に、ふわっと漂う爽やかな香りは、季節の変わり目の心身を癒してくれます。
我が家では、不知火や甘夏の皮を冬の「みかん風呂」のようにお風呂に浮かべ、入浴剤代わりに楽しむことが子どもたちにも人気ですよ!
皆さんも、お気に入りの柑橘を五感で味わい尽くし、体の内側から健やかに初夏を迎えましょう!
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)
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